PTA役員と地域との関わり~学校内だけじゃないPTA

こんにちは、ゆいです^^

PTAに関する記事、書きたいことがたくさんあります。
だけど、中々、思うように記事を書く時間がなく、予定よりも遅れています。
何か、質問があれば、コメントからお願いします。

さて、今日は、PTAは、校内のボランティアだけではないというお話です。
えーって、思うかもしれませんが、内容を知れば、納得いただけると思います。

最近は、天災が多いので、地域との関わり方も見直されてきていますよね^^
今まで、地域と関わって来なかった人も子どもの入学と同時に関わりが出てきます。

感覚的にちょっとめんどくさいって感じる方もいるかもしれません。
しかし、良いチャンスと捉え、地域の方々と良い人間関係が築けるようになって欲しいです。

では、小学校や中学校だけのボランティアではないって、どういうことなのかお話ししたいと思います。

町内ごとにある子ども会と地区委員会とは?~何をするの?

どこも学校区は公立の中学校区で分けてあると思います。
1つの中学校区内にいくつかの小学校があるという感じです。

それぞれの自治体ごとにまとまっているはずです。
しかし、人数の多いところや少ないところがあるので、この限りではない場合もあります。

私の場合は、各町内ごとに自治会があり、子ども会と地区委員会がありました。

地区委員会って、何?~委員は他の委員会の委員と兼任って?

地区委員会は、小学校の中の委員会の1つで、委員長は委員会に所属しますが、
各委員は他の委員と兼任なので実質学校内での活動はありません。

活動があるときは、各町内の公民館などを借りてやっていました。

委員長は、委員長だけが集まる会議があるので小学校の委員会になっていました。
ややこしいですね(;’∀’)

私も数年、執行部で地区担当副会長も兼任していたので詳しいだけで
普通の人は組織の内容まで理解している人は少なかったと思います。

正直、自治会に関する活動なら、子ども会と合体すれば良いのにって、思う方が多いかもしれません。

しかし、子ども会には、公立小学校以外の附属小学校や私立の小学校の子どもも入会でき、
地区委員会とは、加入者の世帯数が異なり、違う学校の方が役員をされた場合は、
いろいろな問題が生じるので分けざる負えないのです。

子ども会と分ける理由は、災害の時に小学校から先生が引率されてきた生徒を親が引き取る場合など、
いろいろな訓練や申し合わせ事項などがあるからです。

学校が違う生徒がいると面倒なことが発生します。
だから、その面倒を避けるために子ども会とは別にしているのです。

それでは、地区委員会の仕事のお話に移ります。

地区委員長のお仕事とは?

・執行部との連携や青少協、自治会などと連絡調整をおこなう。

・各町内の電話連絡網やメールなどの連絡先を把握して緊急連絡網を作成する(LINEも活用)
   ※大きな災害の時は電話もメールも役立たなかったけど、
   何故かLINEは活用できたので、やっていない方は登録しておくと便利

・自治会の活動の地区運動会の準備の手伝い
    ※町内ごとの参加者の募集や弁当の手配
    ※プログラム広告のお願い(委員に割り振り)
 
・青少協の活動の手伝い
・緊急避難の時の手伝いや世話
・執行部が行う運営委員会への参加(年5回)
・安全パトロールの割り振り
・安全マップの作成のための地域の点検の指示&報告書まとめ
  ※『子ども避難の家』カードのお願いと確認の割り振り
・登校時の旗振り(春や秋の交通安全期間のみ)の割り振り
・その他

上記の内容で、地区委員長の仕事は、意外と多いので他の委員との兼任は厳しいことがわかります。

地区委員お仕事とは?他の委員会と兼任になる理由は?

・委員長の指示で動きますが、お手伝いに副委員長と書記会計が選ばれます。
  ※副委員長になった人も兼任ってかわいそうなので、
  次年度委員長を引き継ぐ5年生と決め執行部に報告した地区のみ兼任を解除していました。
  人数が多いところは大変だからです。

・安全パトロール
・安全マップ作りのための点検と報告(委員長に)
  ※『子ども避難の家』というカードを玄関先に置いて頂き
   緊急時に子どもが飛び込めるようにお願いして廻る。
   4月に(続行)依頼や新規の依頼、2月にお礼のために廻る
・旗振り当番
・自治会の体育祭の手伝い(当日の手伝いや広告の依頼)
・その他

委員の仕事は人数で割るので、全ての内容を全ての人がするわけではありません。

人数が多いところは、何もなかったり、
少ないところは、たくさんの作業があったりとそれぞれです。

登下校の旗振りは、誰がするの?~安心安全パトロールって何?

登下校の旗振りは、各委員が当番制でやっていました。
しかし、毎日ではなく、交通安全週間の期間だけです。

安心安全パトロールは、登下校時に危ないところはないか点検して廻る作業です。
(年2回、4月と2月)

危ないところや危険なところは対処したり、
報告してみんなで認識し合うことで危険を避けるために行います。

その上で、安心安全マップを作成して、
学校区全体の安全ではない場所と「子ども避難の家」の場所を確認してもらいます。
地域の安全と子どもが安心して学校に通うためにとても重要な作業です。

安心安全マップは最終的には執行部でとりまとめ、
一つの地図にして印刷して全世帯に配布するので、
地区委員の仕事は委員長への報告までとなります。

町内の祭りや行事に参加するときはPTAとして、それとも町内の人として?

各町内(自治会)で、祭りや行事があります。
地区委員としてのお手伝いの依頼がきますが、出れる人だけで基本は大丈夫です。
しかし、お付き合いの延長なので余程の用事がない限りは参加しておきましょう。

強制はないと思いますが、地区の委員長や副委員長、
会計書記はしがらみで出るしかない状況です。
誰かがやらないと祭りも行事も成り立たないからです。

しかし、こういう機会に地域の方と
お知り合いになっておくと子どもの為にも非常に良いと思います。

行事への参加は町内の人として参加します。
役員の方は微妙かもしれませんが、割り切るしかありません。

PTA役員と地域との関わり~学校内だけじゃないPTAのまとめ

PTAの役員は、学校の外でも活動します。地区委員だけではありません。

執行部の会長と副会長、地区委員長は、
自動的に自治会の役員を兼任することもあります。

内容は会議に出て、その会議の内容に沿って、
単位PTAや地区の委員を動かすという役目を負います。

ほぼ、前年と同じなのでマニュアル通りにすれば大丈夫ですが、
初めてすることにぶつかったら、企画から携わることになり、結構大変です。

最後に会計監査という役員がありますが、
ほとんど卒業生の元PTA会長など執行部の経験者がされていました。
なぜならば、仕事の内容を経験からご存じなので、監査の役にぴったりなのです。

それぞれの学校で違うと思うので、決め方は様々です。
会計監査の仕事は監査を行い、年2回の総会に出席することです。

うちの学校は卒業生の親になるので、運営委員会には出られませんでしたが、
上の子が通っていた附属小学校では、在校生の保護者だったので
執行部役員の一部として活動されていて会議に出られていました。

学校のそれぞれのやり方で良いと思います。

PTAって、学校内の活動だけでは終わらないので、
仕事として考えればすごく大変に思えますが、
子どもの為のお付き合いとして考えれば、やるしかないって感じですね^^

楽しみながらみんなと良いお付き合いができれば良いですね!

PTAの全体像はこちらで

PTAの基礎とは?~やりたくないPTA、逃げられないPTAのサマリー(PTAの全体像)