PTA(役員)執行部の仕事内容とは?~新年度の4月から3月までのPTA役員の仕事を暴露!

こんにちは、ゆいです^^
今日は、PTA執行部(本部)の仕事の内容の説明をいたします。

PTA執行部には、PTA会長、副会長、書記、会計の全体的な仕事についてお話しします。
全体的な仕事というのは、一緒に動く内容に関する仕事です。

それぞれの仕事の詳細については別のページでお話ししますね!

会社でイメージして頂くと、一つの部署全体で動く内容ということです。

単位PTAの執行部の大きな仕事は、年1~2回の総会の開催、臨時総会の開催、運営委員会の開催、
それぞれの委員会のとりまとめと学校との連絡調整などです。

その他の仕事は、市Pの会議やイベントの参加、
PTA共済に関する仕事、地域イベントの連携と参加など多岐にわたります。

正直言って、ボランティアの域を超える部分もあると感じるくらい働きます。

しかし、私は、某小学校でのPTA副会長の時に(副会長4年目にして)
執行部の仕事の量の多さに悩み続けた結果、
各委員会に仕事の振り分けをして、それがスムーズに行きました。
本来なら、各委員会からの大きな抵抗があるはずですが、ある方法を用いて上手くいったのです。

その件は別の記事で詳しくお話ししますね。

それにより、執行部の仕事の内容は半減し、
引継ぎも心配することなく終わることができました。

ブラック企業のように言われているPTA執行部ですが、
誰かが改革に乗り出せば、ブラックではなくなると思います^^

さて、話は執行部の仕事内容に戻しますね!
PTA執行部の仕事は、PTA独自のものと学校行事や地域行事に不随しているものがあります。
私の小学校の例を挙げます。それぞれの学校で少し違いますが、参考にはなると思います。

月を追ってお話ししたいと思います。

PTA執行部の仕事内容と学校行事、PTA主催行事、地域の行事、年間予定表

PTA執行部の仕事は、学校の行事に付随しているものと単独のものや
地域の行事に付随しているものがあります。

年間行事予定表(例)を作成しましたので、ご覧ください。

新年度の入学式の時に新執行部で、入学生の保護者のPTA入団式を行います。
これが公での最初の新執行部の仕事ですが、裏方の仕事は多いので、
各役員別の説明のページで詳しくお話しします。

ここでは、年間行事の中にある仕事を簡単に説明し、詳細は各役員の仕事蘭でご覧ください^^

◆4月のPTA役員(執行部)の仕事内容◆

1、新入生の保護者に配付する文章の準備

4月の入学式に合わせて、そのまま辞めずに残った役員と新役員で、入学者の保護者に配付する文章などを準備します
内容は、PTA入会に関する内容、PTA保険に関する内容、各町内の内容、PTAについてなどです。

早くから準備する理由は、配付する文書に会長と校長の確認印が必要だからです。
なぜならば、お二人の名前入りで文書を配付するからです。

文書の内容は、各学校で活動が違うので多岐にわたると思いますが、
PTA活動の紹介がメインになります。

この書類は、(提出物が多いのでチェック項目を付けた)大きな封筒に入れて、入学式の前日までに入学生の教室の机の上に置きます。

新1年生の担任の先生が、入学の準備でいろいろ各机に配置されますので、どこの位置に置いて良いか確認します。

余談ですが、執行部は、新1年生の担任の先生を事前に知ることができます^^
作業の段階で、自然と気づいてしまいます。
始業式が先にあるので、その時に担任から外れている先生ということになります。

こういう時は、早く知りたいママ友からかなりの問い合わせがありますが、一切知らないで通します(;^_^A
執行部内部の申し合わせ事項になります。

2、常任委員会

執行部の大きな仕事の1つですが、常任委員会の準備と運営があります。
全保護者が確実に集まるのは、総会ではなく、この常任委員会になります。
なぜならば、この集まりに参加しないと自分の委員会での役割がわからず、みんなに迷惑をかけてしまうからです。

どうしてもお休みする場合は、執行部を通じて自分の所属する委員会の委員長に事前の連絡が必要です。

まだ、この時点では誰が、どこの委員長か発表されていないので、配付された文書に書いてある連絡先に電話します。
ほとんどの場合は、副会長の電話番号が書かれています。

常任委員会は、4月の保護者会の後に体育館で行われます。
この時に希望した委員会別に分かれて椅子に座ります。

常任委員会では、各委員会の委員長が発表されます。
その後に各委員会に分かれて委員会の内容や副委員長などを決めます。

その後は、各委員会毎の活動になります。
この時に執行部から、委員長に年活動計画表が配布され、
委員長は期日までに何をするのか記入して執行部に提出します。

ほとんどが例年と同じことをするので、問題がないと思いますが、新しいことをするときには執行部に相談が必要です。
それらは、常任委員会の時に詳しく説明があります。

委員会の内容は、各委員会の仕事内容のページで詳しくお話ししますね^^

◆5月のPTA役員(執行部)の仕事内容◆

5月は、総会があるので、準備でとても忙しいです。

1.第1回PTA運営委員会

運営委員会の執行部の仕事としては、運営委員会の前に執行部だけの事前会議を行います。
会議の案内文章を配布します。

そこで、話し合う内容、発表することがある場合は、担当者を決めたり、運営委員会の企画運営の準備をします。
印刷物があるときは、副会長や書記が準備します。
会計は新年度の会計予算の計画についてなどいろいろな準備があります。

総会の前にある新年度の第1回運営委員会では、PTA会長をはじめ、執行部は全員出席、校長、教頭、教務主任、各委員会の委員長が出席します。
新委員長との顔合わせで自己紹介を全員します。

総会の内容の検討をして、承認します。
承認された内容を総会にかけ、全体の承認を得るという感じです。

2.第1回PTA総会

PTA総会での仕事は、総会資料の事前準備、総会の案内の配付、会場の準備、司会から後かたずけまで執行部で企画運営します。

第1回のPTA総会では、PTA会長や学校長の挨拶、教頭による各学年や担当の先生の紹介、
各委員会の年間計画の承認、前年度の会計報告及び監査報告、給食費の監査報告やその他の議題に上がったものについて検討し、承認されます。
PTA共済についての内容や報告、その他いろいろな検討事項が考えられます。

PTA総会に出席する人はそんなに多くないのが現状です。
なので、どうしても全保護者に伝えたいことがある場合は、
学校側も常任委員会を使って伝えらえていました。

総会は、出席しなくても委任状という形で会が成立するから、出席しない人が多いのかもしれません。
ほとんどが授業参観の後なので、子どもと一緒に帰ってしまう方が多いようです。

私の子どもが所属していた、附属小学校では、授業参観を1、2時間目が授業参観、そのあとPTA総会でした。
クラスの廊下に保護者が並び、体育館まで、学年委員の保護者が引率していきます。

そうして、PTA総会の後に学級懇談会がありました。
なので、出席率はほぼ100%だったと思います。
夫婦で参加する人も多かったので、体育館は満員でした。

附属中学への受験を控えている小学校なので、親が熱心だったのかもしれません。

学校により、PTA総会のやり方が異なりますが、内容はほぼ同じだと思っています。

◆6月のPTA役員(執行部)の仕事内容◆

6月は、行事は少ないけど、見えないところでの作業がいっぱいあります。
実は、緊急避難訓練も6月にあるので、執行部の方で、準備をします。

本来は先生の仕事だったのですが、
アンケートの回収整理までは執行部でお手伝いをしていました。
最近は個人情報のこともあり、学校側で行うところが多いようです。
アンケートの内容は、緊急事態の時に子どもの迎えはどうするのかとか、
町内まで送ってもらって引き取りに行くのかなどです。

第1回夏休みプール開放運営委員会

夏休みのプール開放に関する作業で、プール委員会があるのですが、
市Pの方からプール開放をする場合は、いろいろな注意点が来ており、
それをクリアしなければ、開放の許可が下りない仕組みなっていました。

このプール開放に関する運営委員会も市pからのマニュアルにより実施するものでした。
プール開放委員会の内容については委員会のところでもう一度詳しくお話しします。

新しく執行部で作った委員会なので1年目はいろいろとお手伝いをしましたが、
2年目からは執行部はプール開放運営員会に会長のみが出席するだけにしました。

プール開放委員会との執行部としての仕事は、夏休みプール開放運営委員会に出席することです。

◆7月のPTA役員(執行部)の仕事内容◆

夏休み前にプール開放関連の仕事や除草作業関連などがあります。

1.第2回夏休みプール開放運営委員会

第1回と同じで、夏休みプール開放に関する事柄の確認など運営委員会で行います。
夏休み前なので、監視員の確保、保証会社との契約などできたことの報告、承認を行います。
執行部の仕事は、このプール開放運営員会への出席です。

2.PTA心肺蘇生講習会
プール開放のためだけでなく、毎年以前から消防署の方に予約してこの時期にやっていました。
最近は、夏休みにプール開放する学校では必ず保護者向けにすることになっています。

プール開放委員会が企画運営をしますが、
PTA会長によるプール開放講習会も合わせて実施していました。
会長以外の執行部は一保護者としての参加になります。

3.第2回PTA運営委員会

夏休み前の会議を行います。
運営委員会の前に執行部は事前会議があります。
会議の案内文章を配布します。
会議の書類の準備もします。

除草作業の事や夏祭りのこと、
PTAスポーツ大会やその他について話し合います。

4.夏休みプール開放(2週間)
夏休みのプールの開放を2週間行います。基本土日なしなので正味10日間です。
PTA会長の責任で行いますので、会長以外の執行部の仕事はありません。

プール開放委員会の方でプール開放に関する全てをやってくれます。

◆8月のPTA役員(執行部)の仕事内容◆

夏休みに入っていますが、夏祭りやスポーツ大会、除草作業があります。

1.PTAスポーツ大会
各クラス対抗のミニバレーの企画をしますが、
実質は体育委員会が、準備や運営をします。

2.PTA除草作業
夏休みの最後の土曜日の朝早くに学校の除草作業をします。
親子でするように案内しています。

夏休みの宿題の提出期限なので、
子どもたちも朝からボランティアに出ていました。
もちろん先生方もです。

執行部の仕事は、除草作業に必要なものの準備、お茶の準備などです。

◆9月のPTA役員(執行部)の仕事内容◆

新学期は、最初の登校日に校門の前で挨拶運動をやっていました。

運営委員会の前に執行部は事前会議があります。
会議の案内文章を配布します。
会議の書類の準備もします。

1.第3回運営委員会
2学期の行事についてや夏休みにあった行事などの報告や2学期の行事に関する内容を話し合います。

運営委員会の前に執行部は事前会議があります。
会議の案内文章を配布します。
会議の書類の準備もします。

2.夏休みプール開放運営委員会
プール開放の収支報告、プール開放事業の反省会など

◆10月のPTA役員(執行部)の仕事内容◆

PTA執行部もバザーに出店していました。
各クラスとは別に執行部としてやっていましたが、楽しかったです。
10月は、バザーまで準備に追われました。
手作り品と食バザーをやっていました。

PTA主催バザー
バザー自体の企画運営は、総務委員会の仕事でした。

バザー委員会は各クラスをまとめてクラスごとに出店していました。

執行部は、クラスとは別に出店していたので、
作業としては執行部のお店の作業でした。

◆11月のPTA役員(執行部)の仕事内容◆

大きな行事はないが、PTA会議室の大掃除をしたり、
必要な雑務を何も行事がない時にやってしまうように計画します。
普段できないことを入れていくとよいでしょう。

◆12月のPTA役員(執行部)の仕事内容◆

この時期になると選考委員会が活発に動き始めていますので
執行部のメンバーには次年度も残るように働きかけがあります。
辞めた人の分を選考で探す感じでした。

第4回運営委員会

運営委員会の前に執行部は事前会議があります。
会議の案内文章を配布します。
会議の書類の準備もします。
1年の中で一番早く終わる運営委員会でした。

各委員会の活動もほぼ終わり、選考委員会だけが頑張る時期です。
次回の運営委員会までに活動報告書を提出するように
各委員会の委員長に書類を渡します。

◆1月のPTA役員(執行部)の仕事内容◆

冬休みが入っているので、1月はあっという間に終わりますが、
新年度に向けての片付けと準備や総会の準備などがあります。

総会の書類の準備などの作業をします。

◆2月のPTA役員(執行部)の仕事内容◆

いよいよ残すところわずかになります。
凄く忙しくなります。

1.第5回運営委員会
運営委員会の前に執行部は事前会議があります。
会議の案内文章を配布します。
会議の書類の準備もします。

総会で話し合う内容等確認、準備します。

2.第2回PTA総会

総会の前に事前会議をします。
事前会議では、総会の内容の再確認、担当割などします。

総会は執行部で企画運営します。

◆3月のPTA役員(執行部)の仕事内容◆

新学期の役員が決まっているのでそれぞれ引継ぎをします。
新学期のPTAに関する書類などの準備をします。

総会資料の準備で変更点がないところは準備印刷しておくとよいでしょう。
4月には、することが多いので、前もってできることは、早め早めにやって置きます。
会長名や校長名が入らない書類は先に作って置くとよいでしょう。

PTA(役員)執行部の仕事内容とは?~新年度の4月から3月までのPTA役員の仕事を暴露!のまとめ

PTAの年間行事に合わせた仕事の内容を簡単に説明しています。
私の子どもの小学校は、一家庭一役制度を取っていたので、このような感じです。

また、上の子の(某附属)小学校では、役員は各クラス10人でやっていました。

受験をして入る小学校だったので、保護者の付き合いも濃く、
何かするときはみんなでボランティアに出るのが当たり前でしたので、
人間関係で合う合わないくらいの問題しかありませんでした。

こればかりは、どうにもならないですよね!
大人だから互いにわきまえて付き合うという感じでした。

公立の小学校とは、少しやり方も違いましたが、
上下関係がハッキリしていてPTAカーストみたいなのが存在していました。

6年間のうちに1~2回は必ず役員をすることが暗黙の了解でしたが、
中には上手くすり抜ける人もいたのは事実です。

そういうこともあり、一家庭一役制度をやっているところは多いと思います。
平等にって、事だと思います。
個人的には、できる人ができるだけずつ、やるのが一番だと思いますが、簡単にいかないのが現状ですね(;’∀’)

ここでは、年間行事を通してのPTA執行部の仕事をご紹介しました。

本来は、学校行事のお手伝いや地域行事のお手伝いもあります。
それらは、各役員の仕事のページでお話しいたします。

『PTAの基礎とは?~やりたくないPTA、逃げられないPTAのサマリー(PTAの全体像)』